会社概要|代表者メッセージ

廃プラスチックリサイクル・コンポスト・産業廃棄物処理業及び収集運搬業
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代表者メッセージ

 昭和41年に有限会社白鷹清掃社としてスタートして以来、弊社は産業廃棄物処理の総合企業として業務を担ってまいりました。

 この間、時代の様々な変遷により、世の中の価値観や人々のニーズも大きく変化してきています。バブル経済のプラス成長期にはクラップ&ビルドが繰り返され、大量生産・大量消費がまかり通ってきました。その後のマイナス成長期になると、これまでに失ってきた自然や環境に対する世論の関心が高まり、社会的にも「環境基本法」「リサイクル法」「廃棄物処理法」などの法的整備もされてきました。

 企業の生産活動においては、廃棄されるときに発生する有害物質を抑えたり、リサイクルへの配慮がなされるなど、環境共生への積極的な配慮が当たり前の価値観となっています。

 一方、日本の社会はついに人口が減少し始めました。各企業はこれまで以上に効率や結果を追い求めなければならず、その結果、人の命や社会的安全性を脅かすような事故や事件が相次ぎ、企業が追い込まれている現状も見え隠れしています。年金、少子高齢化、雇用、食糧危機、国際摩擦など、環境以外にも社会的レベルでの様々な問題も浮上しています。

 そのような時代背景の中、私たちテルス(株)への要求もまた変化してきています。創業以来、真正面から向き合ってきた「水」と「廃棄物」。加えて「大気(空気)」や「大地(土壌)」に関する取り組み。さらには廃棄物削減への具体的な施策など、その内容は複雑化・高度化しています。

 そしてその要請に応えるべく、平成18年に再生資源燃料(RPF)製造施設を備えた山形事業所を開設いたしました。再生が困難とされる廃プラスティックから高カロリー燃料RPFを作り出すサーマルリサイクル。フレークやペレットに加工するマテリアルリサイクル。高品質のリサイクルを実現させながら、真の循環型社会を実現させて参ります。

 われわれ人類の歴史は、地球の資源を使って発展してきた歴史でもあります。必要であったことは事実であり、そのおかげで今日があります。そしてこれらの資源は、次世代にも残していかなければなりません。失ったものを全て取り戻すことは不可能ですが、再度見直し、行動を起こさなければならない時期に来ているものまた現実です。

 利用できるものを徹底して再利用する―いま私たちに必要なのは、過去を悔やむことでも、未来を憂うことでもなく、いま全力を尽くすこと。”原点への回帰”。テルス(株)は環境に従事する企業・人間としての責任と自覚において、人と人、自然と社会、利益と奉仕、地域と企業、そして社員同士の心と心の「和」の理想形を実現すべく、今日この瞬間に全力を傾けて一歩一歩前進を続けます。地域や社会そして地球全体のために何ができるか、何をするべきか。それを考え行動し、実現することこそが、私たちの使命なのです。

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